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2009年1月18日日曜日

ため込んだ話 久々の「スズナリ」での演劇

学生の頃から大好きな劇団「東京乾電池」の芝居を久しぶりに下北沢「スズナリ」で観てきた。柄本明もベンガルも映画やテレビドラマ、それと独自の路線の芝居をいろいろこなしている現状、東京乾電池として競演するのを観るのはこれまた久しぶり。その上、今回は唐十郎の作品に挑戦という、ちょっと想像できない舞台で、期待わくわくで冷たい雨の中、下北沢の駅からの足取りはうきうきステップだった。作:唐十郎、演出:角替和枝『秘密の花園』を、懐かしくさえ感じる、板張りに薄い座布団だけの席にちょっと出っ張ってきたおなかが窮屈な態勢で座る。そういえば、乾電池の舞台はこれまで岩松了の脚本のものしか観たことがないのだな・・・などと思っているうちに幕が開く。

シリアスと幻想と得意のおとぼけの空間もしっかり混在していて「やるもんだな~」というのがおおざっぱな感想。でも、芝居そのものより、あの小さなスズナリであれだけ大量の水を使って大丈夫なのかな?と途中何度もはらはらしたが、ずぶ濡れになったみんなは、幕後の挨拶ではしっかり着替えを済ませていたのにはちょっと驚き。
柄本もベンガルも狭い通路で客と一緒に歓談しながら帰り支度をしている、
あの雰囲気も小劇場ならではのおもしろさ。
ダブルキャストで当日はお休みの日だった綾田俊樹がいなかったのはちょっと残念だったかな。


ため込んだ話 左利きの悲劇 その1

国内の移動手段として、しばしば特急列車を使いますが、
だいたいの列車にはお手洗いがいくつかある中で、
男性専用の小さい方のための、いわゆる立ったまま出来るトイレが設置されていますね。新幹線なら多少揺れが少ないので、そんなに気合いを入れなくてもいいのですが、
これがきわめて横揺れの激しいローカル線になるとちと手強いのですな。
通常、男性の場合、片手でものをまさぐって、それを利き手で保持して、用を足すのですが、問題はそのとき空いている手をどうするかと言うこと。
当然、横揺れに対応するために態勢を保つために、便器の横に付いている手すりに手を掛けるでしょう。
 左利きの私の場合、大切なものは左手で保持して、
さて,空いている右手で手すりを・・・と思うと、
これが肝心の手すりは左側にしか付いてないんですね。
そんな場合どうするか・・・・左右の手を交差するような形で、
トイレの中で自然とストレッチをしているような、そんな態勢になるんですね。
余り長く想像しない方がいいとは思いますね(笑)
 先日、訳あって、どうしようもない状況の時以外乗らないことにしている東海道新幹線で同じ状況に遭遇し、またまた個室のストレッチかと覚悟して入ると、手すりが便器の上の方についているではありませんか。
これなら許せる!