先日、尾道から広島に向かう道すがら、高速で一気に移動するのも勿体ないと、海岸線を瀬戸内の島々を眺めながらのんびり走ると、「竹原」という町に「町並み保存地区」という看板が目に付き、寄り道をしてみた。
京都下鴨神社の荘園の町として平安時代に作られたというこのこじんまりとした港町。安芸の京都とも呼ばれているそうだが、近所の子供達がかくれんぼをしていたり、郵便配達のお兄さんが赤いバイクに跨り家々を挨拶しながら回り、白壁の倉が青空に映えていた。
名前の通り竹の工芸品が名産のようだが、それだけではなく、街中には造り酒屋もあり、その一件がニッカウヰスキーの創業者「竹鶴政孝」の生家の竹鶴酒造。
竹細工の店で「はっさく皮むきへら」と「魚の鱗落とし」なるものを購入したが、はたしてどうやって使うのか・・・・