氷ノ山という名前は兵庫県側の呼び方で、弘法大師がこの辺で抱えていたヒエを置いていって、その「ヒエの山」が「氷ノ山」になったと言うことらしいが・・・なんだか怪しい。ちなみに鳥取県側では須賀ノ宮権現が祀られていたとのことで「須賀ノ山」と呼ばれている。
雨を見込んでか道端に、子供のこぶしくらいの大きな柔肌?のかたつむりがいて、ちょっとびっくり。
頂上の避難小屋に着く頃には風が相当強くなり、小屋の中は文字通り避難してきた人たちが10人ばかし。中にはちょっとピクニック感覚で、スニーカーにTシャツ姿の若いグループがいたりして、ウインドブレーカーを着込んだ私はこれまたびっくり。それほど気軽に来れる山だったんだと感心し、そのせいか途中にいくつも新しく建てたと思われる標識があった。ところが、新しいものとちょっと進んだら古い標識もあったり、それが表示内容がばらばらだったり、残りの距離表示も違っていたりと、ちょっと不安な山だった。名水巡り好きの私には「弘法ノ水」なんて表記されてると、霊験あらたかな・・・と喜んでしまうのだが、ここも枯れてしまった名水跡のようでがっかりした。
とりあえず24個目の日本二百名山登頂。