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2009年5月25日月曜日

登山記録 氷ノ山(須賀ノ山)

 インフルエンザ騒ぎで記録の報告が遅れてしまったが、「氷ノ山(ひょうのせん)1510m」に登ったのは、5月16日、天気予報は午後から雨がぱらつくと言うことで急いで頂上を目指す。
 氷ノ山という名前は兵庫県側の呼び方で、弘法大師がこの辺で抱えていたヒエを置いていって、その「ヒエの山」が「氷ノ山」になったと言うことらしいが・・・なんだか怪しい。ちなみに鳥取県側では須賀ノ宮権現が祀られていたとのことで「須賀ノ山」と呼ばれている。
雨を見込んでか道端に、子供のこぶしくらいの大きな柔肌?のかたつむりがいて、ちょっとびっくり。
頂上の避難小屋に着く頃には風が相当強くなり、小屋の中は文字通り避難してきた人たちが10人ばかし。中にはちょっとピクニック感覚で、スニーカーにTシャツ姿の若いグループがいたりして、ウインドブレーカーを着込んだ私はこれまたびっくり。それほど気軽に来れる山だったんだと感心し、そのせいか途中にいくつも新しく建てたと思われる標識があった。ところが、新しいものとちょっと進んだら古い標識もあったり、それが表示内容がばらばらだったり、残りの距離表示も違っていたりと、ちょっと不安な山だった。名水巡り好きの私には「弘法ノ水」なんて表記されてると、霊験あらたかな・・・と喜んでしまうのだが、ここも枯れてしまった名水跡のようでがっかりした。
とりあえず24個目の日本二百名山登頂。

マスク顔の日々

 なんと!気がつくとおよそ3週間ブログを更新してないではありませんか!
と、わかっていてもなかなかパソコンの前に座ると雑多なメール処理なんかに時間を使ってしまうようですね。さて、その空白の期間はまさに「マスク顔の日々」
 5月15日東京・羽田空港から空路大阪・伊丹空港へ飛び、豊中、吹田、茨木と客先を回り、翌15日には神戸に入り、南京町の中華街、修学旅行学生わんさかの中、昼の定食を食し、夕方には明石に近い神戸市西区の客先で一仕事。その夜は姫路に宿泊し、翌日は播但道を北上し、氷ノ山に登り、丹波の地の養父、朝来、篠山とうろつき、大阪から高速バスで金沢に16日(日)夜に戻った。翌朝、新聞の一面とテレビのニュースの画面に、私の2日間で動いた場所がピンポイントで表示されていたのにびっくり!結果的にマスクもしないヒゲ面の豚が新型インフルエンザをばらまいていたような形になり、17日月曜日からは全く問題になってなかった金沢の先端を行く「マスク顔の男」になっていた。
その騒ぎも、喉元過ぎれば何とやらで、ちょっとは落ち着いてきたものの、インフルエンザ予防接種が義務づけられていた頃の人種は免疫があり、かからないとか言われ、「そうそう、あのツベルクリン反応、通称『ツー反』だろ?」なんて奴もいて、それは結核の予防接種でしょうが!結局40才以上は関係ないよと豪語され、バスや電車の中では古い放射能をテーマにした映画を見るように、みんな黙りこくって目だけが周りをうかがうものの、宴会が始まるとバス以上に密封された空間にもかかわらず、マスクでは飲めない食べれないとあっさりマスクはしまわれた。そろそろ「レベル」とか「ランク」という言葉の代わりに「フェーズ」が日常使われ出しそうだな。