越前大野の町から国道157号線を岐阜方面に進み、麻那姫湖を脇に見て、県境の温見峠(ぬくみどうげ)の登山口にたどり着く。すでに登っている人の車が数台道端にあった。
暑くなる前に登ってしまおうと2時間あまり、残雪が所々張り付く能郷白山が見えてくる
頂上では、どこが山を示す標識なのかわからない上に、地元の登山客の団体が地酒「黒龍」の紙パック入りなどを傾けて盛り上がっていた。
団体が去った後の静けさの中にぽつんと三角点が現れる。
もう少し斜面を進むと最近新しくしたという熊野神社の祠が見えた
祠の下の斜面は昼寝にはもってこいのところだが、ふとみるとザゼンソウのようなものがニョキッと出ていた。そうそう、コバイケイソウはどこだ!と探したが、葉もそれほど大きくなく、時折、はじけ損ねたポップコーンのような花が顔をのぞかせていた。ちょっと時期が早かったかな・・・・
雪が多かったせいか、花々は開花はこれからのようで、それがまた雪解けの息吹を感じさせてくれた。