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2011年6月16日木曜日

もう一つの白山「能郷白山」

 何年前だったかこの山に登った時、一面に咲く「コバイケイソウ」の、ポップコーンを抱えたサザエさんみたいな風景を思い出して、また拝みたいものだと6月4日出掛ける。
 越前大野の町から国道157号線を岐阜方面に進み、麻那姫湖を脇に見て、県境の温見峠(ぬくみどうげ)の登山口にたどり着く。すでに登っている人の車が数台道端にあった。
暑くなる前に登ってしまおうと2時間あまり、残雪が所々張り付く能郷白山が見えてくる


頂上では、どこが山を示す標識なのかわからない上に、地元の登山客の団体が地酒「黒龍」の紙パック入りなどを傾けて盛り上がっていた。
団体が去った後の静けさの中にぽつんと三角点が現れる。
もう少し斜面を進むと最近新しくしたという熊野神社の祠が見えた
祠の下の斜面は昼寝にはもってこいのところだが、ふとみるとザゼンソウのようなものがニョキッと出ていた。
そうそう、コバイケイソウはどこだ!と探したが、葉もそれほど大きくなく、時折、はじけ損ねたポップコーンのような花が顔をのぞかせていた。ちょっと時期が早かったかな・・・・

雪が多かったせいか、花々は開花はこれからのようで、それがまた雪解けの息吹を感じさせてくれた。



ちょっとしたひっかかり。「一部」って「何部?」

 震災後のテレビ、ラジオの報道の中で、
ついつい「何だそれ?」とひっかかってしまう言葉がちょくちょく登場する。

それが「一部」という言葉。

「売上の一部」とかという風に使うあれだが、一体、一部というのはどれだけなんだ?
新聞の義援金欄などではしっかりと金額が一桁台まで表示されているのに、
はっきりと売上金**万円のうち*万円とか**%とかという表現ができないのかな?

そもそも、その「一部」を言いたいがために産直品販売やコンサートをやっているようで、
ちょっとそぞら寒いものを感じてしまう。