なかなかチケットが取れないくらい売れっ子になってしまったひいきの噺家「立川志の輔」に代わり、去年後半あたりから「柳家三三(さんざ)」にだんだんシフトしているが、今年もその傾向は強くなっていきそうだ。
その三三の独演会を国立演芸場で観てくる。
ここではメインの演目があらかじめ発表になっていて、三三自身高座で「季節を逃した噺ですが・・・」と言っていた『文七元結』が今回の噺で、今までこの噺は先代三遊亭円楽師匠のものをCDで、その後現在の円楽(当時はまだ楽太郎)の講座でも聴いたが、さて三三はどうこなすか、多くの観客はそう思っていたと思う。
なかなかの出来で「うまい!」と何度か声に出してしまったほどだ。
高座後舞台からお土産の「チロルチョコ」が振る舞われたが、新年のお土産としてはなかなか気が利いているなと感じた。
志の輔は富山のてるてる亭の席しか見れないかな・・・・