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2010年6月21日月曜日

ドイツ・オーストリア紀行 その3 町の風景~ザルツブルグ

今回はドイツからオーストリアのチロル地方に向かい、そこら中にある山のいいところ取りして登ろうという魂胆でやってきたが、とりあえず国を超えてすぐに一息つくかとザルツブルグの町に入る。
ドイツでは高速道路アウトーバーンはどこへ行っても無料なのだが、お隣のオーストリアは住民以外は高速が有料になり、高速のサービスエリアの売店でその「Vinietto(ヴィニエット)」を購入する。
それでも日本の高速料金に比べ問題外に安く、最短の10日間ステッカーが1000円弱。
1ヶ月ステッカーや3ヶ月ステッカーもあったから、それくらいこの国で長期で休暇を取る人間が多いのかと感じた。

町をブラブラして見つけた看板 日本料理店「Tokyo」の看板だがなぜかペコちゃん。
寿司は巻き寿司が主流で、Bento Box(弁当)が人気のようだ。

なるほどなあ、と感心した風景。
町の中心部の教会前広場にある水飲み場、見ているとペットボトルを持った人がちょっと寄って水を汲みに来ていた。水が流れ込み溜まった石の水盤には、横に小さなものが二つ並んでいた。
そこで動物や鳥たちが水を飲むようだ。人のためだけじゃなく、色んな動物への配慮もあって、人と動物と鳥が仲良く水を飲めるようになっていた。

ドイツ・オーストリア紀行 その2 ちょっと一息

今回はミュンヘンの町中ではなく、空港に近くてミュンヘンから30キロくらい北東に行ったところにある町「Erding(エルディング)」に宿泊する。ここにもこの辺では有名なビール会社がありその直営レストランの屋外テーブルに夕方から暗くなるまでビールをちびちびやっていた。
私の知る限りのドイツでは、この手の中心街までの電車が1時間に2~3本程度の小さな町が、落ち着いて滞在できる。すぐ近くに散歩道があり、それを歩いて行くといつの間にか公園だか森だかわからない風景になる。そんな散歩道に、犬の糞を処理するための無料の袋が取り出せる箱が設置されている。

ドイツ・オーストリア紀行 その1 やっぱりビールから

6月8日にフランクフルトに降り立ち、レンタカーでマンハイム~フライブルグ~デュッセルドルフ~ミュンヘンと移動して、9~11日の間仕事をこなし、さて一息ついて「やっぱりビールだな」
毎回、ドイツへ来ると、ここのビールを飲むためにかつて住んでいたミュンヘンに行く。
 ミュンヘンの中心街、観光客で賑わうマリエンプラッツからちょっと歩いて、屋外にテーブルが並べられてなければ通り過ぎてしまいそうな古い建物が「Schneider Weiss(シュナイダーヴァイス)」というビール会社直営のビアホール。ミュンヘンには市内だけで9社のビール会社があると聞いたことがあるが、その中でも一番小さなメーカーかもしれない。歩いて5分と掛からない場所にあるアメリカ人と日本人観光客でごった返すホッフブロイハウスから比べると規模は10分の1くらい。
 ドイツへ着いてから毎日が快晴で「あなたたちがあたたかさを連れてきた」と何度も言われたくらい、その前の週の一桁台の気温から一変したようで、街中のビアホールやレストランは屋外にテーブルを出して当然昼間っからビールが飲まれる。
 そんな中、当然という感じで屋外の日よけのあるテーブルに座ると、ウエイトレスのおばちゃんが、「日本語のメニュ-あるよ」と持ってきた。「心と体を満たす食空間」という翻訳は非常に良くできていて、この店やミュンヘンの街をよく知ってる人が翻訳したのだと、開いてみると、中の料理の名前の翻訳やこの店の歴史を紹介したページなどは感心してしまった。
 そんなことより、とりあえずビール!しかもバイエルンでは当然「ヴァイスビア」
うまい酒はその原料の味がしっかりすると言う、その典型みたいな美味しいビール。
ちなみにこの日のミュンヘンの気温は28℃、前日居たフライブルグ周辺は30℃だった。
 街中にビールを飲むためにテーブルが出されると大道芸人や床に絵を描く絵描きが出没する。
この日は市の中心部にある王宮の祭りでもあり、協賛するビール会社の樽を馬で運ぶ姿も見られた。