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2009年6月7日日曜日

山行記録 戸隠山

蕎麦で有名な戸隠には、以前登った「高妻山」とその隣には今回の「戸隠山(1911m)」がある。(山の地図には標高1904mとあるが、現地の標柱は1911m。数字や名称の表記など、この辺の統一ができないものかと山に登ってよく思う)駐車場から登山口のある戸隠神社奥宮までは、そもそもが神社の参道で、太い杉の並木が続くが、これが結構長い距離。登山道に入るといきなり傾斜がきつくなりり、標高を400mくらい登ると大きな岩が壁になって出てくる。五十間長屋、百間長屋と表示してある、お地蔵さんの守る壁が続き、今回のハイライトのクサリ場が連続して出てくる。クサリが無くても、一歩一歩進めばそれほどでもないのだが、何時しかクサリを頼ってしまう。クサリ場が済んで一息、と思いきや今度は幅が50センチほどの断崖絶壁「蟻の戸渡り」で、足もとには登山口の奥宮をはじめ、鏡小屋それを囲む森が広がっていて、足がすくんで半ば這いながら移動する。
どうにか頂上にたどり着くと以前苦労して登った高妻山の姿がきれいに見えた。こんなにきれいな山だったのかと改めて感心。

さて、山に登る度に思っていたのは、色んな花が咲いているのに全くその名前を知らないこと、もしくは誰かに聞いてもすぐに忘れてしまう。基本的に余り花に興味がないのが正直なところで、今年はそこら辺の知識も多少は学んで、えらそうに「おっ!**が群生しているではないか」などとさり気なくつぶやいてみたいものだと思い、今回はあちこちに薄紫の花を咲かせていた「シラネアオイ」(シラネアオイ科多年草)

そうそう、戸隠山も二百名山で、これで二百名山26個目