歩き始めてから尾瀬ヶ原方面への平坦な木道を蟻のスジのように繋がって歩く。1時間弱ですっかり観光地化した山の鼻のビジターセンターにたどり着く。ここまでが目的地の観光客やここから尾瀬ヶ原への道行く団体と離れ一気に人がいなくなる。一面の草紅葉の黄色の中に至仏山と小至仏山が立っている。前日の雨でちょっとぬかるんだ登山道を進み、2時間余りで頂上に到着。燧が岳をバックに尾瀬ヶ原の地形が褐色気味の黄色に染まっている。かすかに原っぱの中の道を人の尾列が伸びている。何となく西穂高から上高地を見下ろしたときのようで、妙にスッキリする。
これで、日本百名山76個目
2 件のコメント:
バスもタクシーも通行禁止になったら
あなたどうやって尾瀬に行きますか?
当然自分の足で歩きますね。本当に尾瀬の自然を守ろうという気持ちがあったら、タクシー会社さんは駕籠か人力車でも始めたら道でしょうかね。少なくとも、タクシーやバスは電気自動車にすべきだな。
コメントを投稿