どうにか先週あたりから北陸にも雪が降り出し、冬らしい風景が見れるようになり、冬の味覚も身が締まってきて食べ頃になってくるのではと喜んでいる。写真は近所の川原の散歩道の桜並木。
冬場、遠方の方に挨拶代わりによく言われるのが、「金沢は寒いでしょう?大変ですね」
そんな風に言う人には、「もしかして金沢が青森か秋田の横あたりにあると思ってませんか?」と聞いてみる。大体の方は「えっ?そうじゃないの?」という顔をして一瞬返事が出来なくなる。
確かに金沢をはじめ北陸の各地は雪が降ります。でも、気温は氷点下になることはそんなに多くはない。それに雪も水分を多く含んだ雪なので、太平洋側の冬のからっ風に比べると暖かく感じることが多い。
そんなこの季節に、去年あたりから、家の納戸に眠っていた火鉢を取り出してきて、炭に火を付けて暖を取ることにした。温風器から流れてくる温風でも無ければ、石油ストーブの反射板から照らされる熱でもなく、火が付いているのかどうなのか、はっきり認識できないこともあるような姿だが、それなりにしっかり温めてくれているし、炭火に新しい炭を継ぎ足しながら、赤くなっていく炭をのんびり見ていると、火力以上の秘められたパワーみたいなものを感じてしまう。
今はパーソナルタイプの小型の火鉢しか持ち出してないが、これが回りに数人囲めるような大きさのものもあるので、そのうち物置から埃をはらって出してこようと思っている。
2 件のコメント:
時代変われば、火鉢の炭火起こしもかわるものですねえ。ゆっくりだけど、ほっこり暖かそう。お鍋ことことかけておけば美味しいお豆などが煮あがり一石二鳥ですね。
時代が変わればと言うと・・・まさか火打ち石の経験者じゃないですよね(笑)
豆でも煮てみますかな。
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