2011年12月20日火曜日

新雪の上高地

いや~、予想はしていたものの、寒かった!
ことに前日平湯温泉のお湯にどっぷり浸かって温まったので、
なおのことそう感じるのかも。

去年、山岳会のメンバーと来た時はもう少し雪が積もっていて、それでも夏場はひっきりなしにシャトルバスやタクシーが行き交う釜トンネルを足音を響かせて抜けると、そこは一面の雪の世界。
加えて、運良く晴天で、くっきりと白と青のコントラストを醸し出す青空がバックにあった。

そのイメージで平湯温泉からバスでたどり着いた釜トンネル入り口。
誰も人がいない。

おまけに、トンネルを抜けると中途半端な雪の量とどんより鉛色の曇り空。

とは言っても、人に合うことのない静けさを楽しむと覚悟して進む。
大正池が見えて、岸辺の雪の上を通り抜けると、後に雲に半分隠れた焼岳が見えてくる。


焼岳おろしの風が吹き抜けてきて、温度計は-4℃を指していた。
全くの新雪の遊歩道。新雪を初めて音を立てて歩くのは、寒さの中でもささやかな楽しみ。

田代池を覗き、


ひっそりとした山荘群のあるウエストン地区を結ぶ、田代橋の手前で一群れの猿たちに出会う。
写真では見にくいがふっくら冬毛に覆われた6頭が木々を渡り歩いていた。




河童橋手前あたりで、今度は穂高おろしの風が強くなり、ビジターセンターの影に逃げ込む。


寒さしのぎにと持参したワインのボトルを空けようとするが手がかじかんでコルクもなかなか抜けない。一息にワインを流し込むが寒さで胃の中で融けるのに時間が掛かっているようだ。

色のない冬の風景の中でこんな看板がホッとさせてくれたりする。

中の湯バス停→釜トンネル→大正池→田代池→河童橋・ビジターセンターの道を往復し、
中の湯バス停からバスで平湯温泉へ、約5時間の行程。
凍える体を溶かすため、平湯温泉バス停の建物の中にある温泉に駆け込む。

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