2012年7月22日日曜日

2800mの呪縛は解けず、富士山はお預け

有名だけど顔を合わせたくない人物の一人や二人は誰でもいるが、それと同じような感じでこれまで足が決して向かなかった山が「富士山」
端的に言えばガレキだけで面白みのない、たいした山でもないのに標高が高いだけに偉そうにしている、好かんやつ。

しかし、彼も何を血迷ったか深田久弥氏の百名山の一つなので、こなしておかなくてはならないと7月21日御殿場口の登山口に向かう
霧と小雨でどこに富士山があるのかもわからない天気の朝。
それにしても、ガレキだけの世界。宇宙ものSF映画の撮影にも何度か使われたようだが、実に納得できる景色。
そもそも、写真を撮るネタがない。
撮るとしたら表示板くらい。
進んでも進んでもガレキ、続いて休業中の山小屋
七合目の標識。文字が読めない状態で、どこかから古い電信柱が飛んできたみたいだ。

呪縛の標高2800mを過ぎて2900m、3000mで出てくる山小屋「わらじ館」
高山病恐怖症の私はちょっと息苦しさを感じるが、小雨と霧のせいか、苦しさはそれほどなかった。
ところが今夜の宿「砂走館」(3090m)に到着し、過去の失敗をもとに、のどの渇きにもビールには手を出さず、明日のためにとカレーをおかわりして・・・・そこまでは良かったのだが。
満室の山小屋に消灯が来て、そこら中から寝息が聞こえてきた頃から激痛頭痛!嘔吐にトイレに走り・・・の繰り返し。ほとんど睡眠もとれず、夜明けとともに下山する。
ご来光?それも霧で何も見えず。

それにしても山小屋に滞在する登山者達は、これまでの山小屋の人々とちょっと雰囲気が違う。
山をこよなく愛して色んな山に登る「山好き」人種がほとんど見られず、アミューズメント施設「富士山」の頂上を目指し、記念写真を撮ってくる。そんなツアーの客がたくさんいて、テン場も無ければ、自炊のためにガスバーナーを取り出す人も無し。これはやっぱり好きになれない山だと改めて感じる。

でも、リベンジはしなくては!!
別のルートで標高の高い場所に長時間滞在しないよう、日帰りで頂上を目指すべく作戦の立て直しだ。

3 件のコメント:

花梨 さんのコメント...

体調はいかがですか?
回復しましたか?

土産亭伍藍(みやげてい・ごらん) さんのコメント...

2800mより下に行けば、忘れたようにけろっと回復するのですが、今回はこれくらいの山に対して情けない!というふがいなさが一杯で、そこからお立ち直りに1、2日掛かりました。

花梨 さんのコメント...

高山病は少し高度を下げると回復すると聞きますが、頭痛と嘔吐に苦しまた大変でしたでしょね・・・ご苦労さまでした。

体調を万全にしてリベンジしてくださいね♫