雪が音も無くしんしんと降る午前5時45分、
まだ夜明け前の金沢を車で出発。今日の目的地は京都。
設定したナビは到着時間10時15分だが、
そんなに時間は掛からないというこれまでの経験で、京都着9時と見た。
雪は高速道路の進行方向の視界は、ごく普通の走行時とスピードは変わらない程度の雪の降り方と道路の積雪。
これならもっと早く着くかなと思っていた矢先、前の車がハザードを点灯し始めた。
「ありゃ、除雪か・・・」
これだけの積雪だから朝早くから、除雪車を出動させるのは当然だろうと、
あきらめて時速40kmでしばらく列に並ぶ。
こんなハザード点灯の地域が福井県と滋賀県の二カ所で待っていた。
でも、これって何?と感じたのろのろ運転。
、
高速の数台目に「除雪作業中」の表示点滅の2台の除雪車。
しっかりと走行車線、追い越し車線をふさいで、「追い越し禁止」の表示も点滅している。
この状態が滋賀県のいつも雪の多い木之本インター手前から長浜まで、
調べてみると距離にして15kmくらい。雪は時折パラパラと落ちてくる程度。
その間、道をがっしりと塞いだ除雪車は、ほとんど雪の積もってない道を「除雪作業中」でゆっくり走行する。
あまりにもヒマなので、よ~く見てみると、除雪をするための特殊車のスコップみたいな部分が道路から離れて持ち上げられている。要するに除雪なる作業はは全くしてない状態。
それでも、おそらくマニュアル通りに除雪中の点滅を輝かせてのんびり時速40kmで道をふさぐ。
私にはどう見ても、休日出勤の手当を受給するための時間稼ぎの行動にしか見えない。
お役所らしいと言えばお役所らしいが、そのノロノロ運転の後ろに100台以上の車が迷惑を被っている。
そんなヒマがあったら、雪で今日は本当に大変な関東地方に派遣させろ!と言いたくなる。
これが、何とかミクスとか言うヤツの現実かなと感じてしまった。
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