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2009年9月6日日曜日

尾瀬の初滑り?

8月29日、もうそろそろ観光客で一杯のゾッとする光景も収まっただろうと、突然思い立って福島側から尾瀬に向かう。日本百名山の「燧ヶ岳(ひうちがだけ・2356m」と「会津駒ヶ岳(2133m)」に登ろうと向かう途中の東北道で、すでに冷たい雨が降り出し、登山口の御池ではしっかり雨具を装着しての出発となる。
尾瀬の風景の写真に、とってつけたように出てくる木道、もちろん湿原の動植物への影響を考えての設置だろうし、風景としてはそれなり美しい姿を見せるが、この木道が雨の日には、誰がこんなものを作ったんだ?ちょっとは考えて作れ!とわめきたくなるほど、つるつるのアイスバーンと同じような状態になる。金沢弁でいえば「きんかなまなま」ならぬ「木がなまなま」雨は激しくなり、視界を霧が覆い、季節と天気でこれほどにもなるのかと思わせるように、人が誰もいなくなる。なんだか、仙人がひょっこり出てきて手招きしそうな世界。

体が寒くならないうちに登ってしまおうと焦ったところで、見事に滑ってしまい、しっかり足首をひねってしまった。翌日は会津駒ヶ岳にと思っていたもくろみはあっさり消えて、それでもとりあえず百名山74個目の登頂。

 



2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

百名山74個目の登頂、おめでとうございます。天候不順により足首をひねったのは予想外でしたね。早く治して次を制覇してください。山はもう秋?冬の気配ですかね?
東京も秋の気配です。

土産亭伍藍(みやげてい・ごらん) さんのコメント...

さすがに雨が降り続くと体が冷えて「静かな尾瀬~♪」なんてのんびり歌ってられない寒さになりますね。秋は紅葉よりも実りの季節を強く感じます。