2010年7月11日日曜日

久しぶりにジャケ買いのひととき

 最近、レコードは勿論音楽CDさえ一つ一つジャケットを眺めながら選んでいくと言うことができなくなってきた。そのショップが少なくなり、大手のショップでは「売れ筋」なる身勝手な押し売り行為が前に出てきて、「ゆっくり色んなものを選ばせろ!」と叫きたくなり行く気もしない。
 そこでその不満を年に何度かどうにか押さえてくれるのが、昔ながらにレコード・CDを所狭しと並べているショップが何件か集まって開催するバーゲンセール。
今回は金沢駅の無駄に大きい「もてなしドーム地下」での開催。見始めるときりがないので、今日はCDコーナーだけにしようと1時間ほど物色していた。アルバムレコードからコンパクトなCDに再生媒体が変わっただけで、ジャケットを眺める楽しみが激減してしまったが、近頃のミュージシャンにはそのこだわりが無いのかな?音楽配信でそもそも形のないものに色を付けて楽しんでいただくと言うサービス精神というか、音だけではなくそれを包むものも大切であるという精神が無くなっているのは、怒りに近い寂しさをおぼえてしまう。音のデータだけを販売する形式では絶対できない(もしかしたら色んな画像が添付される場合もあるのかな?)ジャケ買いはおじさん族の一つの楽しみでもある。
 今回は6枚のCDを購入したうち、初めて聞くミュージシャンのジャケ買いが3枚となったがその中の一つ。「フォークソング」のコーナーにあり、モノクロのジャケットに道の写真とその後ろにそびえる山の写真が気に入って購入。ALTANというアイルランドのグループのようでアルバムタイトルは『another sky』
演奏する楽器の中に「フィドル」と「ブズーキ」というものがあり、フィドルはアイルランド音楽で演奏されるバイオリンのことのようで、ブズーキはちょっとマンドリンに近い半球型の楽器で、ギリシャを中心にバルカン半島とアイルランドでよく使われる楽器のようだ。この二つの楽器とギターの、哀愁漂うそれでいてほのかな懐かしさのある音色に、女性ボーカルの語りかけるような歌声が綺麗にからまってくる。

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