2011年3月3日木曜日

しばし、コーヒーブレイク

 金沢は昨日から断続的に降っていた雪が、今夜はしっかり積もる気配の降り方になり、
こんな時はホッとできるコーヒーでも一杯。

 小学校低学年の頃、学校の授業が終わるとひとしきり遊び回り、バスに乗って両親の働く工場に向かって一人移動していたが、ぽつんと立っていたそのバス停は、
いつも香ばしいいい匂いがしていた。
バス停はコーヒーを焙煎して喫茶店などに卸している商社の前だったようで、その頃はコーヒーなどという飲み物は口にしたこともなく、その匂いがそのコーヒーのものであると言うことも知らなかったし、時折積み上げられている麻袋の中身がコーヒー豆だと言う知識も全くなかった。

 そんな風景を思い出しながら、今でもそのバス停にあるコーヒー豆屋さん兼喫茶店に、豆を購入し、煎ってもらって、挽いてもらう待ち時間ついでに、そこで入れてくれるコーヒーを一杯やる。

 嬉しいのは、七面倒くさいどこどこ産のどの豆という風に気取った選び方ではなく、季節によってのお店のお薦めブレンドがあり、もっぱらそいつを注文する。
もちろん一杯分をそのたびに挽いて、首の長いポットからお湯を注いでできあがってくる、その行程を見ているだけでも、何となく落ち着いてくる。
 
 今日の冬季限定ブレンドは『オペラ』
苦みとコクの絶妙なハーモニーです、とのこと。
解説の紙もさり気なく付いていてこれもホッとできる気配りかな。

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